• テキストサイズ

淫らに揺れるひと時の夢

第5章 土方十四郎(R指定無し)







初めて会ってから6ヶ月後。




「サナ、好きだ。俺と付き合ってくれないか?」




十四郎からの突然の告白。
当然驚いたし、嬉し過ぎて死ぬかと思った。
でも…




「…私も…好きです。でも…私と副長と私じゃ立場が…」



「立場なんざ関係ねぇ。重要なのは互いの気持ちだ。お前が俺の事が好きで、付き合いたいと思ってくれてんならそれで良い。俺と付き合ってくれ。」




泣きそうだった。これは夢か…
頬をつねる。否、現実だ。




「うぅ…っはいっ…!喜んで…!」




こうしてめでたく私達は付き合う事になった。まぁ、沖田さんからは散々からかわれたのだが。




そして1ヶ月前…母から屯所に電話がかかってきた。

プルルルルップルルルルッ…ガチャッ




「もしもし?お母さん?」



「サナ⁉︎久しぶりねぇ!元気にしてた?」



「うん!凄く元気よ!お母さんは?病気は良くなった?」



「えぇ。今はすこぶる調子が良いわ。お父さんもかなり調子が良くなったの。」



「そっか…良かった…!」




ホッと胸を撫でおろす。



/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp