第8章 いざ!出陣! 【8】
燭台切「う~ん。政府もひどい事するねぇ。主、でも、もう大丈夫だよ?ここにいる皆、大広間にいる皆も主が大好きだからね!」
『会った事もないのに?…好きになんて普通ならないですよ?』
燭台切「うん、僕達は普通じゃないから大丈夫だよ!気にしないで?」
『普通じゃないから大丈夫は危ないです!!気にします!薬研君!助けて下さいぃぃ~』
薬研「ははっ!そうだな、そろそろ話すか?大将の訳わかんない事、全部説明する約束だったからな!」
それから薬研君は色々と話してくれた
自分達は刀である事。皆、腰に提げているのが本体だと。他には槍や薙刀もいる事。
審神者の説明を聞いて私が〔主〕と呼ばれる理由も知った。
最後に自分達が傷だらけの理由を…前の主は、皆を手入れせず放置してた事。一期一振、前の主のお気に入りだったが前の主と姿を消した事を話してくれた。
『……………………………………………』
長谷部「主?大丈夫ですか?」
『あっ!はいっ!大丈夫です!(うん、大丈夫!大丈夫!私はきっとやれば出来る子!頑張れ私!)』
薬研「大将~難しく考えるなよ?」
小狐丸「ぬしさまには、私達がついていますから心配はいりませんよ?」
『はいっ、ありがとうございます。大分不安も拭えました!』
燭台切「主、良かったね?じゃあそろそろ広間に行こうか?皆、待ってるよ?」
『えっ!?ちょっと待って下さい!』
燭台切「うん?どうしたの?」
『そんな急に!?こっ心の準備がぁ~』
燭台切「そんなのいらない位、皆、人懐っこいから心配ないよ?じゃあ僕はこれ片付けないといけないから先行くよ?皆にはもうすぐ主が来るよって言っとくね」
光忠さんは食器をのせたお盆を持って部屋を出ていった
『えーーーーーっ!そんなぁ~~~~~!』
燭台切「(ははっ!ちょっと意地悪だったかな?まぁ主にはこれ位しないと、いつまでも広間には来てもらえなそうだったしね)」
光忠意地悪大成功!