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いざ!出陣! ~刀剣乱舞~

第17章 いざ!出陣! 【17】




私は池に向かっていた足を止めると振り返り


『ねぇ?やっぱり皆、それ以上近付けない?』


一期捜索隊「うん」


『そっか、私、何も感じないんだけど…アホなのかな?』


薬研「大将、こんなの感じない方が良いぜ。だからアホでいてくれ」


『なんだと!?』


石切丸「まぁまぁ、主のおかげで瘴気が浄化されているね?」


にっかり「主、この際だ、池に飛び込んで全て浄化してくれ」


『何でそうなる!?ちょっと!乱ちゃん達いち兄に会いたがってるんだから遊んでる場合じゃないよ!?』


平野・前田「あっ主様…いち兄って…」


そうして私は池へ行くと池を覗き込んでみるが濁っていて池の底が見えなかった
池に手を突っ込んでみると、ビリッと電気が走ったような感じがした


『いたーい!!ヤバイ!この池に電気ウナギいる!』


鶴丸「そんなのいるわけないだろう!?」


『いるよ!電気ビリッてなったもん!くっそ捕まえて鰻重にしてもらおう!』


堀川「電気ウナギって食べれるの?」


燭台切「不味そう…皮硬いかな?」


歌仙「感電しないように気をつけて調理しないといけないね?」


天才料理人達は電気ウナギの調理法で盛上っていた


『(さすが天才料理人三人衆!これで一期さん見つけて電気ウナギも捕まえたら一石二鳥だ!)』


そしてまた、池に手を突っ込んで少しだけかき混ぜてみると、ビリッとする感じが弱くなってきた
ところが、池の中から誰かに手を引かれ池に落ちてしまった


一期捜索隊「主!主様!主さん!大将!」


『ぷはー!イヤー!水痛い!痛い!痛い!』


急いで池からあがろうとすると、足に何やらヒモのような物が絡みついた


薬研「大将!大丈夫か!?」


私が池に落ちて一気に池の水と回りに漂う瘴気が浄化されていき、一期捜索隊は私に駆け寄った


『皆!しー!足にウナギ君絡みついた✨捕まえてやる!』


私はまた、池に浸かり足元をペタペタと触ると硬く細長い物に当たった


『(ん?ウナギにしては硬いよ?イヤでも電気ウナギってどんな奴か知らないし、とりあえず捕まえた!)ウナギー!』


私はその電気ウナギ風の奴を両手で掴み持ち上げた


一期捜索隊「…………………」


一期捜索隊(短刀)「いち兄ーー!いち兄だ!」


『いっ…いち兄!?』


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