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【HQ】キミ色オレ色

第8章 梟と猫



あれからクロと別れて、家でご飯を食べ、お風呂を出ると、光太郎の部屋の前で1、2回ドアをノックする。

「はーい。だれー?入っていーよー」

「あ、綾菜。失礼するね」

私は、一言口に出すと、
部屋の中へと入った。

「どした?」

「イヤ、久しぶりにマッサージしてあげようかな…と…」

「まじ?!ちょうどしてもらいたいなって、おもってたんだよね」

あ、これウソだな
だって、机に向かって何かしてた。
シャーペンも持ってるし。

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