第4章 天気と好き嫌い
俺と木兎は少し急ぎながら、
エマが待ってるであろう、エマの家へ向かった。
家につくと、インターホンを押すのは、
親とか出てきた時にめんどくさいので、
ラインで俺たちが着いたことを教えた。
…あ、木兎のことは事前に教えといた。
「チョー、ワクワクすんな!
写真メッチャ可愛かったし
喰っちゃおっかな♡
…なんてな!嘘だかんな!」
「いや、別にいいぜ?
ヤりたけりゃ、ヤればいいだろ
…あ、俺が帰ってからな」
エマが木兎に興味持ってくれれば
あっちもゲーム感覚で俺と付き合ってくれるだろ?
木兎の寝技、結構スゲェらしいし。
ま、それが理由で別れたことあったしな。
木兎くんの方がキモチかった
ってな。
オレ、別に下手なほうじゃねぇけどなァ?