第23章 キミ色
私はクロの性器を1回ペロっと舐めると、どうしていいのか分からず、とりあえず目視する。
すると、クロは私が動かないのは怖いからなのでは、と思ったのか、私に言った。
「怖いなら無理にやろうとしないで。ここから先もな?無理はさせたくねぇし。」
…そういう訳ではないんだけどな…。
「いや、…あの、初めてだし、ちょっとよく分からなくて…ごめんね。」
「いや、こっちこそ変に想像して悪かったよ。…まぁ、綾菜が俺の舐めてるってだけで興奮するし、とりあえず歯立てなければ大丈夫だよ」
…歯を立てなければいいのか…。
なるほど…。
私は納得して、クロのを口の中にぱくりと含んだ。
「いい眺め」
クロはそう言って、ニヤリと笑った。
その顔を見ながら、口に入りきらなかった部分に手を添える。
…わたし、こんな大きなものをいつも受け入れているんだ…。
そう思うと、体の奥の方がきゅんとした。
あれから何分か立ったけど、クロはたまに声を漏らしたり、息が荒いだけで、絶頂を迎える様子はなかった。
…やっぱり、こんなことやめた方が良かったかな…?