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【HQ】キミ色オレ色

第11章 王子様は突然で。



「綾菜の笑顔…久しぶりに見た気がする…
ちょー可愛いな」

私、今笑ってたんだ。
…少しは表情を取り戻せてるってこと?

「クロのおかげです。
ありがとうございます」

「いや、俺は何もしてないよ」

すると、光太郎がとんでもないことを言い始めた。

「そう言えば綾菜髪切るんだろ?
この間言ってたよな?黒尾はショートが好きだから付き合えたら髪切るって。」

え?それ本人の前で言っちゃう?
しかも、結構前の話だし!

ホントは反論したいけど、ほとんどあってる事なので否定する言葉も浮かばず、顔を赤面させて口を酸素を求めた金魚みたいにパクパクすることしか出来なかった。

「へー…」

なにそのニヤついた顔…
てか、へーって…
何その反応…逆に怖いんだけど?!
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