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【HQ】キミ色オレ色
第9章 ドキドキだらけの1日を・・・
「ね、クロ、私もう帰ってもいいですか?」
私はクロに聞いたのに、返事を返してきたのは京治だった。
「ダメだよ。まだ、バツが残ってるでしょ?」
「…え?」
またやられるの?
ヤダ…怖い…逃げたい
なのに、足が思うように動かない
そんな時、クロがおんぶしてくれた
普通なら絶対に嫌がるけど、今はすごくありがたい。
「ありがとうございます。」
「綾菜…しっかり捕まってろよ!走るからな」
私はクロに思い切り抱きついた。
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