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Pink*Flower Blossom〖R18〗

第3章 ♡抗えない身体


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「すー...すー...」


あれから何度も何度も2人に抱かれ、
ついに気を飛ばし
めるはそのまま眠りに落ちた。


白く汚れた身体が似合わない
無垢な表情で寝息を立てる。

そんな彼女の頬を
凌は満足げに優しく撫でた。


『すごいなぁ、めるちゃん。
この僕が、自分から
女性を欲しくなっちゃうなんて。
ねぇ月臣、いくらでなら譲ってくれる?』


『悪いが、いくらででも譲る気はない』


『えー......
いらないメイド共には毎度毎度
邪魔なくらい追い回されて、
欲しいメイドさんは手に入らないなんて...
この屋敷のメイド教育、一体どうなってんの?』


『はぁ?お前のその腹黒性悪具合こそどうなってんだよ。
うちのメイド共がお前の本性見たら
どうなるのかね』


『大丈夫だよ、そんなヘマしないから。
まぁ万が一見られても
“そんな凌様も素敵ー♡”とか言うんじゃない?
あいつらほんと馬鹿だし』


『はぁ...
なんだかうちのメイドが哀れになってきた...
ほんと腹黒さだけは一級品だな』


『やだなー、いくら僕でも
君のとこの花ちゃんには負けるよ』


『......まぁ否定はしないが、
あいつはお前ほど心が汚れているわけではない』


『えー、そうかなー?』


『そろそろ無駄口はやめて、
いい加減お前は自分の家に帰れ』


『ええー、もうしょうがないなぁ。
でも、めるちゃんのこと、
僕絶対に諦めないから』


『はいはい。勝手に言ってろ。
一緒に部屋出るぞ』


『......わかったよ。
おやすみ、めるちゃん』



2人はそのまま部屋を後にし、
めるは朝までぐっすりと眠りについたのだった。
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