第5章 亜久津仁【俺の女に手出すな】
結那「あれ?お父さんは??」
お母さん「仕事で遅くなるんですって」
結那「そーなんだ。晴輝は??」
お母さん「晴輝は今日お友達とご飯食べに行ったわよ」
結那「そーなのね!晴輝いないと静かだね」
お母さん「そうねぇ。まぁ、食べましょうか」
結那「うんっ!いただきます!!」
お母さん「いただきます。」
結那「ん!!お母さんこの煮物すっごい美味しいよ!」
お母さん「あらほんと??」
結那「うん!」
お母さん「今日お母さん煮物自信作なのよ~(ニコ」
結那「そりゃー美味しいよね(ニコ」
お母さん「そうね。ところで、今日やけに機嫌が良いじゃない。どうしたの?」
結那「あ!そうそう、お母さん!仁がね、これくれたの!」
お母さん「あらぁ~(ニコ)仁くんが??良かったじゃないの!大切に使わせてもらいなさいよ?」
結那「勿論!明日からつけていくんだぁ!」
お母さん「そうねぇ。結那は真紅は似合うと思うわ(ニコ」
結那「あ、ほんとに!嬉しい///」
お母さん「あら?仁くんがくれたから??」
結那「仁がくれたのもそうだけど、似合うって言われたことが嬉しかった(ニコ」
お母さん「あらあら(ニコ」
結那「お父さんと晴輝には内緒だからね!」
お母さん「はいはい」
晴輝「結那!お兄ちゃんに隠し事はダメだって言ってるじゃんっ」
結那「げ!!晴輝……」
お母さん「お帰りなさい」
晴輝「ただいま。で?なに話してたの?」
結那「お母さんの煮物が美味しいって話」
晴輝「……ほんとかぁ??」
結那「ほんとだよ!!ねぇお母さん?!」
お母さん「それはほんとの事よ」
晴輝「……」
結那「ほらー!」
晴輝「母さん、それはってどーゆーこと??」
結那「お兄ちゃん、お風呂沸いてるよ!入っておいでよ!ね?」
お母さん「そうね、入ってらっしゃい」
晴輝「……はーい」
結那「はぁ……」
お母さん「片付けはお母さんがやっとくから明日の支度して寝なさい」
結那「ハーイ!おやすみ、お母さん」
お母さん「おやすみ」
ーー自室
結那「明日は仁と帰れるー(ニコ」
ー次の日
結那「いってきまーーす!」
3人「行ってらっしゃい!」
ガチャ
結那「あ!仁!!」
亜久津「あぁ?………/」
結那「おはよっ!!(ニコ」
亜久津「おう……似合うな…」