第6章 東京へ！(遠征)

澤村side

澤村「おー、旭にスガ！」
旭「おー、大地に道宮」
菅原「オース」
道宮「東峰、菅原オース！学年順位みた？」
菅原「いや、まだ見てねぇーべ」
旭「見るの怖いわー(ｶﾞｸｯ)」
澤村「へなちょこ」
道宮「みんなで見に行こうか！売店の近くに貼ってあるって」
澤村「おー、行くか！「みんなは大丈夫か？」」

俺達は売店廊下についたらザワザワしていた

旭「ん？なんがザワザワしてないか？」
道宮「本当だ…なんだろう」
澤村「学年順位見て、ザワザワしてるんだろ」
菅原「どれどれ…うわぁ！」
道宮「え、何！？どうしたの！」
澤村「どうしたスガ！」
菅原「順位見てみ…恵理スゲぇーべ」
旭「恵理がどう…え、マジで！」
澤村「萩野恵理、神崎樹、学年1年…って満点！？」
道宮「ちょ！マジで！萩野って恵理ちゃんでしょ！？」
菅原「あぁ、マネージャーになったばっかりの子」
道宮「それに、他の3人って恵理ちゃんと仲良い子たちだよね」
澤村「あぁ、「恵理スゲぇーな」」

俺達が順位に驚いていると、ザワザワしていたのが急に静かになりみんながヒソヒソし始めた

モブ「おい、4人のお出ましだぜ」
澤村「4人…」
道宮「え、何？」
旭「あ、あれ恵理ちゃんたちか」
菅原「…何かあの4人だけ次元が違うように見える」
道宮「本当に…なんか見とれちゃう…美男美女だよ」
澤村「高嶺の花って言われるのも分かるな」

なんまで言うか、あんな美人で可愛いし学年1位があの田中の幼なじみとか信じられないよなぁー

道宮「澤村？どうしたの？」
澤村「えなんでもない」
道宮「そう…」

4人を再び見るとなぜがズキズキと胸が傷んだ。

澤村「…『ん？何です痛いだ？まぁ、いっか』」

俺はまだ気がついていなかった。これから東京遠征で起こる事がきっかけで、あの時の痛みが「嫉妬」だとはこの時は知らなかった

澤村side終