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【報道系】わちゃわちゃ

第10章 NEWS的クライシス。






ガチャ。

加藤「急でごめんな。上がって。
今日しか時間とれそうになくて…。」

増田「そっちから誘っておきながら
そっちにスケジュールを合わせさせるあたり、
シゲって感じだよね。笑」

加藤「ごめんごめん。苦笑」

増田「……じゃぁ、さっそく読む?」

加藤「まぁまぁ、そう焦りなさんな。笑

俺、あれから一切
外ではお酒飲んでないのよ。
ちょっと、付き合ってよ。」


そう言いながら
チーズとシャンパンを持ってきて。


増田「……なんか、大人になったよね、
オレら。笑」

加藤「まぁな、15年…だもんな。
まっすーは…いい意味で
あんま、変わってねぇけど。」

増田「てごしは……
本当に変わっちゃったのかな…。

オレ、いつもやんちゃ言いつつも
根っこの部分は変わってないって。
あの頃の純粋なてごしのままだって…

そう、信じてたんだけど。。
なんか、もう…わかんないや。

今は、いろいろあってこんななっちゃってさ。
てごしのコト、仕事仲間以外では
考えられなくなっちゃったけど。

でも、仕事仲間としてのアイツだけは
何があっても信じられるって…
そう、思ってたんだけど…。」


そう零しながら
力なく作り笑いをする


俺より
何倍も大きいはずの
増田さんの背中が…


やけに、
弱弱しくて…。


増田「…ふふっ。なんてね。
ごめん、なんでもない。笑」



なんて…
白雪姫配色のパーツが



涙で、、
色気を帯びていくから…



まっすー、ヤメテ。



これ以上、
俺の眠っていた
オスを刺激シナイデ。。



増田「オレ、シゲのコト
好きになれば良かった…。」



悪い、小山。



留まんなきゃいけなかったのは
俺の方だったみたい。。



しかも、これは…
欲を吐き出したい方じゃなくて
肌を合わせたい方の…



タチが悪いヤツ―――。



加藤「……後悔しない?」

増田「シゲだったら、しない。。」




小山ごめん。




これは…無理だわ。。




ガチャ。

小山「携帯繋がらないから
心配で来てみたら…

何、やってんの?」


俺の腕を
強引に引き寄せた小山さんは
まっすーを鋭く睨みつけて…


増田「…ッごめ。。」


いたたまれなくなった増田さんは
バタバタと帰って行った…。



~BL裏10.5章へ~




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