• テキストサイズ

【報道系】わちゃわちゃ

第8章 錦戸亮的増田貴久。




内のクビを回避する為に
内の居場所を作ってもらえるように
上に掛け合うためにも
オレには仕事の実績が必要やった。


正直、自分でもよう働いた思うわ。苦笑
23、4の頃はオレ、
実は2~3人影武者おったんちゃうw


せやけど、NEWSが上に行くうえで
絶対的に足りひんモンがあって。


オレが、恐がられること言うとったんも
ただ意味もなく
暴れ狂っとったわけやない。


もっとケンカして
言いたいこと言い合うて
お互い理解し合える。


そんなグループになりたかっただけや。


オレのやり方じゃ上手くできんかったけど、
ただ、それだけやってん…。


……でも、オレのそういう行動は
あんま、受け入れられんくて。


オレの行動をはっぱかけやって
理解してくれるコも殆どおらんくて。


オレの行動が責め立てられる度に
どうしたらええんかわからんなって。


メンバーと一緒に食事をとることすら
しんどくなっとったオレは…


ツアーの合間、
外で一人で食事しとるところを
たまたま、カメラに撮られて。


"まぁ、ええわ。"


そう思とったら
それを観たますが…


『声をかけてくれてたらオレ…、
一緒に外で食べてました。

気付けなくて…すいませんでした。』


とかなんとか、
涙ぐみながら言うてきて。


"そうか…。ますがおるなら
まだもう少し、頑張ってみよか。。"


そう、思えてん…。


そんなオレがますの変化を感じるようになったんは、
テゴマスとしてデビューして…
暫くしたときやったかなぁ。


意見もよう出すようなったし、
ちょっとやそっとじゃ譲らんくなって。
(正直、もうちょい譲った方が
ええときも…あったで。笑)


でも、自信の表れやと思うと…
そんなますの変化が嬉しかったわな。


そやけど…
元々一緒に居ることが多かった
お前らの距離が一気に近づいたんを
端々で感じるようになって。


歌も、
オレらが気安く入り込めんほどまでに
なっていって…。


最初はメンバーのそんな成長が
嬉しかったはずやのに


なんや知らんけど


モヤモヤが…とれんくて。。




お前が手越に好意を抱いとったんは
一目瞭然やったのに…


それを知っときながら
ますを唆したんは…オレや。



ますは1個も悪ない。
悪いのは…全部オレや――。






/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp