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【報道系】わちゃわちゃ

第5章 コヤシゲ的好きの尺度。






2時。オレが家に帰りました。
シゲからの連絡はありません。
シゲに連絡します。
シゲは出ません。


3時。風呂に入って寝る準備をしました。
シゲからの連絡はありません。
シゲに連絡します。
シゲは出ません!


5時。録画してた番組を見終わりました。
シゲからの連絡はありません。
シゲに連絡します。
シゲは出ません!!


はい、これはもう
怒っていいやつですね?


もうシゲなんて知らねーよ!
ふて寝してやるんだから!!


そう思ってベッドに入るものの
興奮しちゃってなかなか寝付けず、
シゲとお揃いの
抱き枕になんか手を伸ばしたりして。。


「シゲの…バカ。」ポカッ。

「心配性って知ってるのに。」ポカッ。

「遅くならないって言ったのに。」ポカッ。


どこにぶつけようもなくて
抱き枕を小突いた。


6時。。ようやく…
ウトウト…してき……。


ピンポーン!

ガバッ!!
思い当たるのは一人しかいない!


急いでモニターを確認すると
シゲの姿。


ヤバい!
めちゃくちゃ嬉しい!!


……けど、
オレは怒ってるんだから


「………なに?」


わざとぶっきらぼうな返事をする。


「慶、、ごめん。」


シゲは……こういうときだけ慶って呼ぶ。
そんなシゲをずるいなって思うし、


我ながら単純だなって思うけど、


思うんだけど、、


「もう、いいよ、別に。
悪かったって思ってくれてンなら…。」

「反省してる。」

「……今、迎えに行くから。」


玄関に向かうと、
オレが好きなハット姿のシゲ。


やっぱり、オレのシゲちゃんは
最高に美人だ。


そんなカッコでとどめの一発。


「慶、、何でもするから赦して?」

「言われなくても、
そのつもりだけど?」


カシャッ…。


シゲの手首に手錠をかけて
寝室まで連行する。











俺がわざと
電話に出なかったって知ったら
小山はどんな顔するかな?


意外と、貪欲なんだ俺…。
刺激的なシゲだけに?笑


優しい小山が好きだけど、
優しいだけの行為じゃ
満足できないときがあんの。。


だから…
いい仕事してよね?


「シゲ……わかってるよね?」

「はい…。」




―――嗚呼


やっぱ、いい仕事すんね…


ジェラシーってやつは。。












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