第12章 去年クロと…(３年追い出しちゃった★「勝手に共犯にすんな」)

筑『お前オレの旦那になれなかったからって妬いてんじゃねーよ』

黒「誰が妬くか」



筑『泣いたくせに』

黒「記憶を捏造すんじゃねえ」



筑『ほぉー…研磨に飽きたらオレんとこ来い、とか涙目で言ったませガキは誰だったかなー？』

黒「…さぁ、誰でしょうネ」



夜「おい黒尾、なんか先輩らが呼んでたぞ。雰囲気悪かったけど…なんかしたのか？」



筑『……もしかして、さっきのアレ？』

黒「誰かに聞かれてたか……しょうがねぇ、謝って適当に誤魔化してくるわ」

夜「俺も付き合ってやろうか？」



筑『夜久は事情知らねーだろ。オレが付き合うからクロのことは任せとけ』

黒「おい、筑流？」

夜「おう、頼んだ」



筑『いい機会だし、先輩方には一足早い部活引退をオススメしてやろう』

黒「なにする気だ？問題行動起こすな、家に通報すんぞ」



筑『家は卑怯だろ！…心配しなくても手は出さねぇから安心しろ』

黒「本当かよ？…お前に言うこと聞かせられんのはおばさんしかいねーからな、あと研磨」



筑『少しは幼馴染みを信用しろよ…あの人、オレがあの顔に弱いの知ってて泣き落とししてくんだぜ？マジ勘弁…！』

黒「信用されたいなら日頃の態度を改めろよ…筑流のおばさん超美少女顔だよな、年齢不詳過ぎんだけど」






夜「どうでもいいから、早く行けよ」

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バレー部三年の態度に憂鬱な日々を送る一年生の研磨。それを見過ごせる筈もない筑流くんは交遊関係を駆使して先輩たちを脅…平和的話し合いをして早期解決に導きます。
研「ツクル、なにしたの？」
筑「え、なんのことかな」
黒「嘘下手か」
研「はぁ……危ないことはやめてよね」
筑「研磨くんが心配してくれた！クロぉおお！」
黒「うおっ、抱きつくな！」
研「……クロ、どっか行って」