第2章 第2章 沖田+土方 ×貴女 篇
また、沖田が私を抱き抱えているからだ。この状況で逃げだせる人がいるなら、私は、その人に拍手を送る。
そんなことを考えていると、
どうやら、着いてしまったようだ。
_「あー、着いちまったようですぜィ、
お嬢さん?」
逃げようとジタバタするも、
それはただ、体力を消耗するだけだった。
拷問室の鍵が開けられ、
中にあったものに、驚愕する。
いわゆる、大人の玩具 ってやつらしい。
それにしても、とんでもない量だ。
思わず後ずさりすると、
副長が、私を優しく支えた。
_「まさか、逃げようとか、
そんなことを考えちゃァ、いめェなァ?」
そうやって耳元で囁く。
もしこれが、普通の状況なら、
キュンキュンするのに。
そんなことを考えている合間にも、
二人は、私を効率良く 鎖で縛る。
なに?この、相性のよさ。
いつもは、もめてるくせに!
私を縛り終えると、
彼らは早速、拷問に取りかかった。
まさか、二人でいっぺんにするのか、と思いきや、
意外にも、一人ずつ、私を拷問するようだ。
準備はできている。
ただひたすら、耐えるしかない。
まずは、副長からのようだ。
_「総悟、お前 一旦席をはずせ」
副長がそう言うと、沖田は少し残念そうに、部屋を出ていった。
沖田もいなくなり、部屋には、
私と、土方さんだけだ。
縛られている以上、私は逃げることができないが、彼の目は今、
とんでもなく獣の目と、化している。
思わず後ずさりすると、
土方に、顎を捕まれた。
彼の 青く透き通った、瞳孔がガンガン開いてしまっている瞳が、
私を至近距離から、じっと見つめる。
耐えられなくなって、目を背けると、
また顎を捕まれて、彼と目と、
視線が絡み合う。