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夢操り屋 凛 第一章

第2章 活動風景、こんな感じ。


「はあ~。んで、今度は誰?」
思いっきりの大きなため息もお構いなしに

「隣のクラスの田中さん。知ってるやんなぁ?
 彼女、ずっと後悔してる事があって、最近その夢を
 よく見るんやて。んで、ここぞって時に目が
 覚める…と。」

何?そのノート…。
要らんやろ…そんだけの説明に…

「あっ、このノート?オレ、形から入るタイプやねん。
 マネージャーみたいなもんやからなぁ。」

そう言って、ニヤッと笑ってみせた。

怖っっ…読まれた!心…読みはったで!!この男!!

「さあ、そろそろ…来はるで。悩める子羊ちゃん。」

コンコン…ドアをノックする音が響いた。
ドアが開き、そこに田中さんが立っていた。

「あの…鏑木さん。ごめんなさい。浩二君に
 鏑木さんなら、解決してもらえるかもって聞い 
 て…。」
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