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【ハイキュー!!】月と影の奏で R18

第11章 良月


それからの付き合いは順調そのものだ。
あれから何度も和奏を抱いた。
抱く度に和奏との関係が近づいてる。

嘘みたいな話だが、和奏と関係を持ってから、バレーボールの方も調子がいい。
和奏と付き合う前の自分だったら、絶対に理解できないだろうけど。

わかった。認める。
和奏との付き合いが順調過ぎて、若干舞い上がっている。

「飛雄は先に体育館行っててー!私、潔子先輩の所手伝ってくるから。」

合宿先へ到着した時、和奏は移動の疲れが見えていたが、皆がそれぞれ練習の準備を始めると、パタパタと走り去る。
もう少し休んだ方がいいんじゃないか…?

「あれ?皐月ちゃんって、ツッキーと付き合ってるんじゃなかったの?」

木兎さんが背後からニュッと現れる。

うぉ…。出た。全国5本の指に入るエース。
そして、俺の知る限り5本の指に入るくらい危険な男だ。

「あいつの彼氏は俺っす。手出さないで下さいね。」

こういうタイプに遠回りな牽制は無駄だ。
その辺はバレーボールも恋愛も同じようなもんだ。

「へぇ。セッター君と?意外な組み合わせ!でも、ツッキーが近くに居ないってことは、俺にもチャンスあり!?うっし!合宿、俄然やる気出てきたー!」

間違えた。
こういうタイプは牽制自体が無駄だった。

月島の事や、チャンス云々の、到底納得出来ない事を大声で騒ぎながら、木兎さんが体育館に入って行った。

本当に…気の抜けない合宿が始まった。
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