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【ハイキュー!!】月と影の奏で R18

第11章 良月


「いや…とびお。きも…ちいの。」

和奏が再び俺の首に腕を巻きつけた。

俺だって…気持ち良すぎておかしくなりそうだ。

和奏は限界が近そうだけど、俺だって、どのくらい保つか、わかったもんじゃない。
今すぐにでも持って行かれそうだ。

「悪い…。良すぎて…優しく出来ないかも。」

そう告げてから、腰のグラインドを早める。

「ひゃ…。イク…。すぐイッちゃう…。とびお…。」

「おう…。イけよ。」

「ああぁぁ。」

和奏が声を上げた途端に、中がギューっと締まって、
イッたのか…?
そう思った時には、俺も一瞬で持って行かれた。


全て和奏の中に吐き出してから、ゴムごと抜き去る。

これは、本当にヤバい。
一度味わってしまったら、次から我慢出来る気がしない。

自分の予想以上に早く達してしまったけど…
和奏は満足しているだろうか?

2ヶ月前に見かけてしまった和奏と月島の行為が頭をよぎる。

ぐったりとベッドに横たわる和奏を、背中側からギュッと抱きしめて、首筋に顔を埋める。

「…ん。」

うなじに付いたキスマークを親指の腹で撫でてみる。
2ヶ月前、ここにキスマークが付いてたんだ。

もちろん、そんなのとっくの昔に消えているが、
消えてしまっているからこそ、考えてしまう。

うなじ以外にも…例えば、和奏の全身のありとあらゆる所に月島がキスマークをつけたんじゃないかって。

俺以外の誰にも触らせたくない。
もう一度、同じ所にキスマークを重ねて、より濃いものにした。
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