第8章 HELP
コハルが仲間になってから2ヶ月が経ったある日の事。
ルフィとウソップは釣りをしていた。
ル「んー……んー………飽きた。」
ウ「早っ!?お前さっき始めたばっかりだぞ?そんな早く釣れるわけないだろ」
ル「…ウソップ。あれなんだ?」
ウ「あれってなんだよ。なんか釣れそうなのか?」
ル「そっちじゃなくて、あれだよ」
ルフィが指差した方向には人が溺れそうになっていた。
ウ「ん?あぁ、人が……ってええええええええぇぇ!!!?!」
ル「さて、釣るか。」
ウ「釣るかじゃねぇよ!あれ助けないとやばいんじゃ…!」
その時、ルフィは腕を伸ばして掴みサニー号に引き上げた。
⁇「ゲホッ…ゲホッ……!」
ゾ「おいウソップ!そいつ誰だ?」
ナ「え!?誰その人!」
一味が次第に集まってきた。
ウ「なんか釣りしてたらこいつが海で溺れててよ。それでルフィが助けたんだ」
チョ「溺れてた!?お前大丈夫なのか!?」
⁇「あ、あぁ……もう大丈夫だ。助けてくれてありがとう」
男は礼儀正しくお辞儀をした。
ゾ「お前、名前は?」
⁇「自己紹介をしていなかったな。俺はレオン。ある人を探して旅をしている者だ。よろしく頼む。」
ル「そうか、俺はルフィ!海賊王になる男だ!」
それから一味は自己紹介をし始めた。そこへ
『……おはよ。』
寝癖を直さずにコハルがやってきた。
サ「眠そうなコハルちゃんも素敵だぁ〜!♡」
『…サンジうるさい』
そう言ってレオンの方を見た。
『……』
レオン「……」
ナ「あ、コハルはまだ会ってなかったわね。この人は…『レオン』え?」
『クリアパート・レオン。』
「…久しぶりだな。コハル」