第7章 能力
ウ「そういやコハル。お前ってどんな能力使うんだ?」
ナ「あ!それあたしも聞きたかったの!」
『……言わなかったか?』
そう。コハルが自分の能力を打ち明けたのはサンジただ1人。他の者は戦っている所は見た事があるものの、その時コハルは能力を使わなかった。
『まぁ、いい。私はトキトキの実の能力者。主に物体や生きている者の時を止めたり進めたりできる。』
ル「つまり不思議能力って事か」
ウ「お前はなんでも不思議をつけるな!」
『ルフィがわからないのも無理はない。実際に見せた方が分かりやすいだろう。』
そう言ってコハルは少し離れたところに移動した。
『ウソップ。そこからここまで全速力で走ってくれ』
ウ「え?俺?まぁいいんだけどよ」
走っているウソップに向かってコハルは手をかざした。
『“stop motion”』
次の瞬間、ウソップの動きが走っていた状態で止まった。
チョ「え!?ウソップが止まったぞ!」
ル「スッゲーーー!」
ルフィは目を輝かせた。
『“stop motion 解除”』
そう言うとウソップはまた走り出しコハルのところまで来た。
ウ「で?ここまで走ったが何かやったのか?」
『このように時間を操った者の体内時計を止めているため、ウソップ自身は何が起こったのか知らない』
ウ「え?俺何やられてたんだ!?」
ナ「なんか…残念ねウソップ。」
ウ「何があったんだよーー!!!?!」