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鬼灯との日常

第11章 再会


サタンとベルゼブブとリリスとお供のヤギが来日した

「お久しぶりです。大王」

「そちらこそお変わりないようで」

大王と鬼灯が出迎えた

「今回は人探しで来日致しました」

ベルゼブブが単刀直入に用件を伝える

「誰を探してるんです?」

「うちに一時期学びに来てて、今も働いてるか不明なの」

リリスは大昔の話だからと話した

「名前はなんと言うんです?」

「千早という女の子・・・今じゃレディか」

懐かしそうに話すベルゼブブ

「千早は私の・・・」

「お茶をお持ちしました。・・・サタン兄様?!」

千早がお茶を持ってきた

「妹よ!!」

感動の再会を果たした。

「色々と待ってください」

「あーほら、昔話したじゃん?インド行こうとしたら
EUにたどり着いて、兄様と呼べば色々と教えて
くれる親切な人とリリスさんとかの話」

「つまり、それがサタン様だったと」

「そういうわけ」

「変態だな、このおっさん」

鬼灯は汚物を見る目でサタンを見た

「こんなに可愛い子から、兄様と呼ばれたら
色々はかどるじゃないか!てか、どんな関係なの?」

必死に弁明するサタン

「私にそんな趣味ありませんが・・・
試しに、鬼灯兄様と呼んでみてください。
千早は分かりやすく言うと、私の嫁です。」

サタンに勝ち誇った顔で話す鬼灯

「誰が呼ぶか!!」

「千早ちゃん、少し大きくなったかしら?」

タイミングを見計らって千早に抱きつくリリス

「リリスさん・・・私また教えて欲しい事あるんです」

「なーに?」

「すぐそこで、わけのわからない言い合いしてる
サタン兄様と鬼灯を止める方法」

「2人とも落ち着いて、じゃないと
千早を借りて行くわよ」

手をパンパンと叩き2人を止めるリリス

「で、サタン様御一行の目的果たしたので、
いかがします?」

「我が妹の横で日本食食べたい」

「久しぶりにサタン兄様と話したいなー
最新の拷問器具とか。金魚草のフルコース?」

「では、私が金魚草を用意しましょう」

鬼灯は中庭に消えた
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