第1章 序章
貴)ホラ、総悟、
副長に見つかったわよ。
早く私を解放した方が、いいんじゃない?
と言って、総悟の膝から逃げ出そうと、そうこうしている間に、彼が私の前に、立ちふさがった。
貴)…いや、なんで副長がここに?
土)実はな、総悟にお前を、捕まえておいてもらっていたんだ。
だってお前、逃げ足が早いから。
な、総悟。
総)実は、そうなんでさァ---。
!?
なんというチームワークの良さ!
ったく、こういう時は、
一致団結してんのよねぇー。
貴)じゃ せめて、1人ずつがいいです。
そんな私の意見が、聞かれることはなかった。
とりあえず、逃げるしかない!
と、頑張ってみたものの。
無駄だった。