第2章 なんか捕まっちゃいました!
『あれ?髪が伸びたまま。バッグもある。
ああ、この紐か。こう結んでっと。完璧。
そういや、服が改造の和服に。バッグに色違いと寝巻用も入ってたっけ。』
(なんか馬と、ワイヤーの音が近づいてくる。もしかして!?)
「兵長、あそこに誰かいるみたいです。」
「ああ。」
ダダダダダッ
(あーウッソン!巨人が来たよ!!)
『よし、イックゼー‼‼‼』
何故か腰にあった日本刀を抜いて巨人に斬りかかった。
『アッツー‼‼‼』
説明道理にうなじを切ったら蒸発して消えた。
「おい、お前」
『あー、はいはい何でしょう?』
「いったい何者だ」
『私ですか?私はアリス・ウォルカです。異世界から来ました。異能を持ってはいますが人間ですから。まぁ、信じないとは思いますが。』
「ペトラよ、連れて行け。」
「はっ」
『私は走ります。走ったほうが速いですし。
行くとこないのでついて行くしかありませんから。』
「はい、ついて来て下さい。」
(走るのはいいけど追い越しそう)
ふとそう思いながら走った。
リヴァイ班(速っ‼‼??)
そんなこんなで本体に合流した。
「ペトラ、その子は誰だい?」
「アリス・ウォルカだそうです。森にいました。」
『初めまして、アリス・ウォルカです。あの、お聞きしても宜しいですか?』
「ああ、いいよ。」
『その羽のエンブレム、調査兵団の方ですか?』
団長以外が厳戒態勢をっとた。
「そうだ、今から撤退でね、詳しい話を聞きたいのでついて来てくれるかい?」
『はい』
「じゃあ私の馬に乗ってもらってもいいかな?」
『大丈夫ですよ、走りますから。全力で走ると巨人以上だと思いますが、それは、ペトラさんと言う方が一番知っているかと。』
「ああ、分かった。」
その時、さっきまで森にいた人たちがかえってきた。