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『記憶』

第1章 影


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これは儚い片想いのお話。

クラスで成績優秀で人付き合いもいい。そして学校の生徒会長。行動が謎で可愛い友人と仲が良い。恋人持ち。

何を取っても素晴らしい方でそんな彼に恋をしないのは難しい。

最初はただの憧れだった。誰からも愛され、頭は良く、運動も出来る。しかも生徒会長と来たものだ。

でも、いつしかそれは憧れでは無くなった。

気づけばどうしたら彼に振り向いて貰えるだとか彼と接点がある人と仲良くなって近づこうとか。

彼には彼女がいると分かっていても目を追う自分がいる。

絶対に彼と釣り合わないと思っていてもこの気持ちは揺らぐ事は無く、あれから三年の月日が流れる。




彼は今元気だろうか。


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