第5章 北海道旅行

それからは、

特にあの話題には触れず

テレビゲームで

赤い服のおじさんと遊びました。

(サンタさんではありません。)



二宮「くくくっ！弱すぎますよ！」



「いや！今のはなにかの手違いで…！」


すると、缶ビールをひらひらーとさせる。


…おかわりですか？


二宮「いやー、悪いね！

相葉さんの奥さんは

気が利きますねぇ！」


「その相葉さん、

空港に置いてきちゃったんですけど。

あ！電話しとかないと！！」


すっかり忘れて…いや！

忘れてないけど！！


電話を肩で挟みながら、

二宮さんにビールを渡す。


プルルルル…


相葉『！？大丈夫だった！？』


「あー、ごめんね！私は平気！

雅紀は？帰れた？」


相葉『うん！俺は平気！

実家だけど、まだ

帰ってないっておばさん言ってるし、

心配でっ！！今どこっ！？』



やべ。どうしよう。


二宮「相葉さん出たー？」


ぎゃぁーーーーー！！！！！！！


相葉『え？ニノ？ええ？？


今から行くっ。家でしょ？？』



プツッ



ワナワナ…



「二宮さんっ！！！！！」



二宮「ん？」