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☆完結☆相葉くんは悪趣味です。

第1章 初めから…





相葉くんのお母さんが持って来てくれた

お茶を、一気に飲む。



「ごちそうさま!」




相葉「あ、うん。

あのさ、ちゃん覚えてるかな?


昔、お姫様ごっこしたよね。」



忘れるわけないじゃん。



未だに信じてるんだから。


無理だってわかってるのにね。




「うん。覚えてる。」




雅紀くんも覚えてたんだ。


相葉「でさ、約束したじゃん。


それは覚えてる?」




「約束…なんだっけ?」



こう言った方がいいんだって。




ほんとの気持ちは隠しなさいって


神様だったら言うよね?



相葉「覚えてないんだ。


そっ…か…!」




なんでそんな残念そうなの?


そんな顔されたら期待しちゃうよ?



これ以上ここには居られない。





「…帰るね!」



「送る」という雅紀くんを

拒否って、家に帰る。



だってここから1分もかからないし。




今日は嫌なこともあったけど、


いいこともあった。




雅紀くんがあの約束を

覚えててくれたこと。



それだけで満足。



それ以上は望んではいけないんだ。



だってきっとあなたは

無理をするから。




今だけ…

昔みたいに呼んでもいいかな?







「まーくん。」

























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