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☆完結☆相葉くんは悪趣味です。

第5章 北海道旅行





「ありがとうございました。」


運転手「お気をつけて。」


タクシーの運転手さんにお礼を行って、

空港に入る。


さっきから雅紀が元気ない。



「どうしたの?あ、変装して。」


帽子をかぶらせようとすると、

雅紀はその帽子をはらった。


「…ごめんね。」


相葉「いいよ。」


帽子を拾い、荷物を預ける。


すれ違う人の中で、

気づいてる人が何人もいる。



「やっぱり変装した方がいいよ。

バレてるよ?」



急に立ち止まると、


相葉「俺は!俺はちゃんと

結婚したい!今すぐにでも!」


「…え、どうしたの?」


突然のプロポーズみたいな言葉。


相葉「だから、

あんな風に言って欲しくなかったし、


そう思わせちゃってるんだって


悲しくなった。俺のせいで、って。」



「あ…。」


私が言った、「仕事柄、難しいかも」

って言葉で

雅紀は傷ついてたんだ。


「ごめん…ごめんね。」



相葉「仕事でイメージがあるし、

結婚するとアイドルとしては

終わりかもしれないけど、

でも俺は仕事よりもが大事だから…。

それだけは分かって?」



「うん。私もだよ。」


雅紀を失うくらいなら、

死んだって構わない。


そうまで思ってる。


相葉「…よし!

出発まで時間あるし、

朝ごはん食べよう!」


「うん!」











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