第1章 絶対に守る 【平清盛】
【清盛】
「あ、清盛さん」
俺を呼ぶ声がする。人声聞いただけですぐわかるこの声は
「晴香!!」
俺はこいつが大好きだ。すっげえ好きだ!
家に入って行ったばあさんを見届けたあと俺は全速力で晴香のところへ行く。
「清盛さんは本当にみんなに優しいんですね。」
「あったりめぇだ、バーロー!この国を守るためだからな!」
晴香はこの国で観光中だ。
最近妙な輩がいるから気をつけねぇとな。
「そうだ、晴香!お前、俺の屋敷に泊まっていけ!」
「え、いいのですか?」
「いいに決まってるだろ、バーロー!」
俺はガシガシと晴香の頭を撫でた。
「ではお言葉に甘えて・・・お礼に手料理をご馳走します。」
「本当か!?よっしゃあー!」
くー!すっげえ楽しみ!!