第1章 守ってみせる :サンジ
「待ってくれ!!!」
遠のいて行く彼女の背中
『......バイバイ、サンジさん』
綺麗な彼女の顔が赤で染まる。
「みことちゃん!!死なないでくれ!」
俺を庇って赤いペンキで辺を染めるみことちゃん
俺だけ無傷で、みことちゃんは今にも
『サンジさん..........好き、だよ』
「そんな事知ってるからっ!喋るなっっ!」
『ずっと、ずっと、これからも』
「知ってるからっ!もう黙ってくれ!」
『サンジさん、アタシねサンジさんのこと』
「やめてくれっ!」
『ずっと..........ずっと』