第14章 私立リアリン学園!~クロード~ 情熱編
「ゆ、指じゃ届かないよぉ、クロード………ほしいの」
震える声で、告げると。
「お望みどおりに、お姫様」
途端にクロードは、私のナカから完全に指を引き抜き………。
代わりに、熱い猛りが、私の中心を貫いた―――。
「あああぁ―――っ!!!」
待ち望んでいた快感。
ブルブルと身体を震わせて、クロードを受け入れる―――。
「もっと脚を開け」
私の片脚は、机の上に乗り上げられる。
密着が強まり、さっきよりもずっと奥にクロードを感じる。
「………あっ、イイ………クロードッ」
机のふちに手をついている私の両手に、クロードの手が重ねられる。
「………大人の恋愛が、いい笑いものだ」
「あ………え?」
呼吸を荒げながら、クロードが呟く。
「かっこつけたかったが………お前には、かなわない。マインの前だと、俺は、中坊もいいとこだ………っ」
激しく何度も打ちつけられて、悦びを感じながらも、クロードの言葉に耳を傾ける。
「中坊って………ん、ぁ」
「お前を焦らすつもりだったのに、俺の方が我慢できなくなっちまった………余裕のない男なんて情けないよな」
弱気な発言のクロードに驚きつつも、思わず顔がほころぶ。
「それ、逆に嬉しい………そんなクロードが………好き、だよ」
「こんな、大人気取りの奴が?………はっ」
「う、ん」
「マイン………もっと、お前を満足させてやりたい」
「私は、満足だ、よ?………あんっ、や、激し………っ」
クロードの腰が驚くほど速く動き、奥をズンズンと突かれて、頭の中が真っ白になっていく。
「………っ、これで、満足か?」
「はっ、んっ、わ、かんな、い………あぁっ、クロードォ………!!!」
「俺も………マイン、お前が好きだ」
クロードの声が、すぐ後ろで聞こえたかと思うと………。
早急に―――。
私達は、同時に果てた。