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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第6章 私立リアリン学園!~イケヴァン・レオナルド~ 情熱編




レオナルドさんは、腰の動きを止め、鍵を拾い上げる。



「わざと、落として行ったのか?」



「………」



「そうだと、嬉しいけどな」



達したばかりの朦朧とする頭の中で、言葉の意味を探る。

私が、鍵をわざと落として帰ったと思ってる?

そうだと、嬉しいって………。

どういう、こと?

それって………。



「あるいは、逆に………」


鍵を手にすると、先端で、私の胸の膨らみの間にツーッと滑らせる。



「ふ………ぁん」



私ってば………小さな刺激にさえ、反応してしまう。



「俺が、故意に隠し持っていた、とか」



「え………」



………今、なんて?



『故意に隠し持っていた』って―――?





ゆっくりと片方の胸の輪郭をなぞり………。

再び、私の右手に鍵を置く。

そうして、そのまま指を絡ませ、しっかりと握られる。

その仕草に戸惑って、手を広げたまま彼を見つめる。



「どっちにしても………この鍵が、俺達を引き合わせ、結びつけた。運命の鍵ってやつだ」







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