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死の道へ

第3章 「対面」


俺は、彼女にお礼を言って、食べ始めた。

「…美味しいな!」

という感想を言った瞬間、彼女は、バックを持った。

もう、出て行くみたいだ。

「送って行こうか?」

彼女は、左右に首を振った。

大丈夫です。という事だ。

そして、扉を開けて失礼しました。とお辞儀をして出て行った。

本当に、彼女は忙しいんだな。

祖母のお世話をしているのかな。

この時の俺は、気付かなかった。

もう少しで、今の彼女の笑顔が消える事を……。
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