• テキストサイズ

Dearest〜最愛の君へ〜

第10章 近づく距離





まったく・・・

リオと話していると彼女のペースに巻き込まれていく。


いつでも気になる発言をしたり、及川がのめり込んでいくのを楽しんでいるような態度をとる・・・

まるで、

ミオと自分の関係のように・・・


「ミオをよろしく、か・・・」


ひとりになった部屋の中で及川は呟く・・・

先日・・・酔っ払ったミオを介抱した日・・・
彼女を背負って駅まで行ったのを思い出した。


彼女の体は・・・温かかったな・・・

それは彼女が、生きている証拠・・・ーーー




/ 166ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp