イケメン戦国 家康三成メイン書庫(記念小説等例外有)◆R18
第42章 何よりも美味しいもの・続(現パロ・政宗)
「ま、政宗。ちょっと待って。いくら人気の無い場所だからって、恥ずかしいよ」
ピキーン。
顔を真っ赤にした恥じらうを見て、政宗が固まった。
今さっきまで、の甘い卵焼きを食べ、には自分が作っただし巻き玉子を食べさせ、とても満たされていた。
ここ数日の、とのランチを邪魔され続けたストレスが吹っ飛ぶくらいの幸せを感じていた。
けれど、今はもう―――
「……足りない」
「え?」
「全然足りないな。食っていいか?」
「政宗?何を…………っ」
政宗の顔が、いつの間にか目の前にあって。の唇には、柔らかいものが触れていて。
キスされた。
そう認識する前に、もう唇はこじ開けられていて、ヌルッとした温かなものがの口内を蹂躙し始める。
「んん!ふ……ぁ……!」
確かに食べられているみたいだった。
まるで味わうかのように、隅々までなぞられ舐められて絡み取られた。
ゾクゾクとした何かがお腹の底から込み上げてきて、から力が抜けていく。