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I cannot part with you

第16章 それぞれの準備


次の瞬間ガシャンと食器の割れる音がした


見るとるぅが持っていたお皿を落としたのだろう


真っ赤な顔をして固まっていた


「あ・・・朝から変な事言わないでよ!!!お皿割っちゃったじゃない!!/////」


そして面白いくらいの動揺ぶりw


(面白いぐらいの純情ぶりだな・・)


「何もそんなに動揺する事ないじゃないwただそう思っただから言ってみただけなのにw」


「瑠李ちゃん面白い反応するねww」


「誰かさんとは大違いな純情さだな・・・。」


「・・・確かに・・・。w」


「おい!そこの二人!!wそんなこと言っていいと思ってるの?」


「愛情表現w愛情表現w」


「俺のは素直な感想だw」


何も言わずに割れた食器を片付け終えたるぅが


「ハルさん。そろそろ時間だよw」


「あ・・・るぅ行くぞ。」


「って、俺達は置いて行く気か!?w」


「鍵はオートロックだからお好きにどうぞw」


そして俺とるぅは優季と雅人を放置して家を出た


駅前についていつもの分かれ道


「今日は早い?」


「あぁ、来月までは落ち着いていると思うよ。抱えてた仕事も落ち着いたし。」


「わかった。また連絡してねw」


「あぁ、3時までだろ?w」


「うん。リクエストもねw」


「わかった。じゃあ、行ってくる。」


「うん。いってらっしゃい。頑張ってねw」


「るぅも頑張って勉強してこいよw」


「うん。いってきます。」


いつもの通りお互いの目的地へと向かった


それを影から見ていた二人がいるとは知らずに・・・


「どう思う?雅人wあの二人w」


「どう思うって・・・・・仲良しだよね・・・羨ましい・・・。」


「そうじゃなくてさ!!w」


「他に何があるの?」


「・・・・・何か進展ないのかしらw」


「え?それって瑠李ちゃんがハルとどうにかなるってこと!?」


「そうそうwそうなったら面白いのになぁw」


「いやいやいやいやいやいや!!ありえない!!!ぜぇーったいありえない!!!」


「何で言い切れるの?」


「なってほしくないから・・・・。」


「何の希望よそれw」


「考えたくない・・・・・。やっぱり俺達と一緒に住む方がいいよ。うん。絶対そうだ。」


「あたしよりもシスコンだわねw」
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