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そして今日も生きていく【R18】

第7章 伝えたい……でも伝わらない


樹輝side

「いっくーん、起きてー」

「う……まだ寝させてくれ。」

「だーめ、栄養取らないと!服もまだ制服のままじゃん!部屋着どこ?」

「あ!こっち!」

ヒカルが俺の部屋着がある場所を教える。

「はい、いっくんばんざーい!」

「……ばんざーい……」

颯太に言われるまま両手を上にあげる。
体がダルい今はただ頼るしか出来ない。

あっという間に部屋着……
コイツ……介護福祉士とか保育士とか向いてんじゃねぇの?
歌も上手いし……

「はい、ヒカル。後は任せた!」

「え、後はって……」

「俺は台所片付けるから。綺麗好きのいっくんに怒られちゃうよー。」

「え、えーと……」

ヒカルは何をしたらいいのか分からずあたふたしている。
ちょっといじめたくなる。
風邪のせいだ。

「ヒカル……あーん……」

「あーん?」

「食べさせて。」

「え!?えっと……////」

ヒカルはお粥をスプーンにすくって口元に運ぶ。
手が震えてる。

「あーん……////」

「ん……うん、美味しい。これヒカルが作ったのか?」

「ううん!ソウタが!」

「そっか……じゃあ、今度はお前が作ってくれ。」

「む、無理だよ!!////」

何か……いつもより可愛いな……
気のせいか?
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