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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第18章 近過ぎたキミ③(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠


高い位置にある顔を睨むと

「なんてね?ウソ。
今でもチャントしてるよ?
常連さんのお孫さんとか子供さんとか」

合った目が
ニコリと目が細くなる

はぁ?なに?
なんの嘘!?

「やっと顔上げてくれた
強引でゴメンな?
姫凪ちゃんと二人に
なりたかったから」

『な…!チョット……!』

合った目を逸らさせない
絶妙な間で
距離を詰めてくる

「逢いたかったんだ
キミに…
身体はもう大丈夫なの?」

頬に当たる手は
徹よりもずっと暖かいのに
ゾワゾワと背中が寒くなる

「緊張してる?
ホント可愛いな…
幼いのに色気出されたら…
男は堪んないよね」

耳に近付く唇から溢れる声が

「気を付けないと大変な事に
なるんじゃないの?」

意味深な言葉を紡ぐ

え?それは…どういう事?

まさか…

「…そう、か。
あんまりモタモタ出来そうにないな」

気付いてる?

強張る私の顔に
メガネを外した嶋田さんが

「どうしたんだよ?
さ!勉強だぞ!
俺、スパルタだから
覚悟しとけよー」

髪をかき上げ鋭い視線を注ぐ

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