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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


固まった身体はさっきとは
逆の形で
またスッポリ徹の胸におさまる

項のあたりに熱い息が当たって
なんかゾクゾクしちゃう!

なんなの…変なのかな?
身体が…熱い…

抱き締められてるからじゃなくて
表面じゃなくて
もっともっと奥が熱い

何とか振り返り徹の心臓に耳を当てる

ドクン、ドクン。
早くなく遅くなく
凄く落ち着くリズム。

私のはもっと早くて
大きく聞こえる

落ち着かなきゃ

寝ちゃわなきゃ

このまま起きてたら
なんか大変な気がする!!

なんか気持ちが、その、ね?
そわそわ、ってゆっか
むずむず、ってゆっか 

とにかく変なの!

『ねぇ?徹…
私…えっちに…なったのかな?
徹に触って欲しい…』

……とか言ったら
困るかな?

自分の身体がまだ
子供な事も
色気がない事も
自覚してる

徹の元カノが
どの人も皆
大人っぽかったのも
実は知ってるんだ…

『どうしたら
あんな風になるの?
早く教えてよ…
徹…好き…』

ちゅぅ、と唇に
何度か吸い付いて

ギュッと抱き着き目を閉じる
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