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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


『だめ?今日だ…け…ッ?!』

泣きそうな心を押し込んで
強請りしようとした口は
徹の笑みと長い指で止められる
上にあがった顎
綺麗な瞳が近づいて来て

「今日だけで良いのかな?
オレはもっと側に居て欲しいよ」

唇が言葉を紡ぐ

『あ、あた、し…も…
いつもが良い…!』

好きが溢れてくる

大好きな声を零してくる
その唇に
噛み付きたくなる

「シテ…良い……?」

徹の低い声に心が踊った

『な、なに…』

言ってみただけ。

シタ事なくても分かるよ

近くなる唇がどうするのか
子供だけど知ってるもん。

私もシタいよ

徹…
キスして

「キス」

思考と重なる感触
熱い唇が

気持ちいい…。

徹大好き

もう止まるなんて無理だよ

「ご馳走様
寝に行こっか?」

寝たくない。

欲しい。もっともっと。

キスしたい
その綺麗な手で
いっぱい触って欲しい

やだ…私ホントに
変態さんじゃない?

『ね、眠れない…よぉ…』

こんな事考えてたら
嫌われるかな?

徹はエッチな子
嫌いかなぁ…?
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