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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第16章 近過ぎたキミ(及川徹)⚠兄×妹R18⚠


「お風呂入ってたの?」

距離が近くなって
大好きな匂いも近くなって

またドキドキが
大きくなる

『う、うん…あの
お兄ちゃんとご飯食べたかったし
起きる前に
入っちゃおっかなって…』 

どうやったら落ち着くかも
分からなくて

お兄ちゃんの服の裾を掴んで

『お兄ちゃん?
まだ、怒ってる?』

言葉をユックリ吐き出す

「へ?!何を?!」

丸い目のお兄ちゃんが
私を見つめてる

もう服の裾じゃ
落ち着かない

『お昼怒鳴っちゃった事…
ゴメンナサイ…』

身体を押し付けて
腕を腰に巻き付ける

お兄ちゃんの匂いは
凄く落ち着く

昔から変わらない
大好きな匂い

『お兄ちゃん…
大好きだよ…』

…言っちゃった!!
やばい!イキナリ告白とか!!

思わず零れた言葉の
慌てて言い訳を考えてると

「奇遇だね…オレも…
姫凪が好きだよ…
だから…仲直り、ね?」

お兄ちゃんの手が頭を行き来して
頬に指が滑ってくる

急に近くなった匂いと唇が

私のほっぺたに移された

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