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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第15章 ♢先取りサプライズ(黒尾鉄朗)生誕記念 完結


『ごめん!鉄朗…!』

「…じゃあチャント話してクダサイ」

そんなに辛かったなん…て?
ん?
あれ?心なしか口調が…

『鉄朗……?』

「とりあえずベットでの尋問
オッケーって事だなァ!」

ヤッパリ!
いつもの軽い鉄朗じゃないですか!?

『騙したんですか!?
さっきの顔は演技?!
それは反則ですよ!?』

戯れて来る鉄朗のトサカ頭を
グシャグシャと乱しながら
叩いてると

「騙されとけー…
あんまり追求してくれんなって
何も知らないのが辛いのは
本当なんですぅー…」

腰を引き寄せて
甘えた声を出しながら
胸に顔を埋める

ヤッパリ反則ですよ。

顔を埋めてても
晒されてる耳は真っ赤で
くぐもった声は
それが寒さのせいじゃないと言うのを
裏付ける様に掠れてる

『泣きそう、ですか?』

「…お前の話次第じゃね…?」

拗ねた声、子供ですか?
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