第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
お前と一緒やのに…
そのはずやのに
「俺は嫌ちゃうで!
むしろイキナリお前みたいな
やかましいのが居らんなったら
調子狂うしな!」
お前が治の為に
胸を痛めるのは
なんかめっちゃ嫌なんや
心の声の意味が上手く
処理できなくて
こんがらがる頭に
『やかましい、は余計やろ
あ、せや。
明日の朝練終わった後な
屋上来れる?』
姫凪の声が響く
「ん?おお…大丈夫やけど…
治と?サクラは?」
この流れやと
四人で、やと思ってた。
せやから次に返って来た言葉に
倍驚く事になる。