第68章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋④(宮侑 治)
「おい、コラ。
そこで何しとん?」
部屋に連れ込んで茶を飲んで…
「す、座ってる…」
「そんなん見たら分かる
なんでそんな遠くに座っとるんか
聞いてんねん」
時間が経つ程
離れて行くサクラ
いつの間にか
部屋の隅っこに
置物みたいに座って
俺が動く度に過剰に反応する
「ベット来いや」
「ヒャ、ヒャい!?
ベットて!!
治くんのエッチ!」
いやいや、待てコラ。
エッチしに来たんやろ
てゆっか来る言うたん自分やし
朝の時点では
ノリノリやったのに
なんでこんなガチガチやねん!