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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結


ただ…

「あんなに可愛いかったのに
何が”アカン”なんだァ?
とてつもなく俺好みなんだけど?
嬉しくないんですかァ?」

『そ、それは!
嬉しいけど!
恥ずかしさが勝つねん!
アカンのかぁ!』

怒ってジタバタして
そのクセすぐ照れる
その姿も愛し過ぎて
ニヤケるのが止まらない

「いんや?別にー?」

『なんやねん…ニヤニヤしてから…
…ほ、他の女は…
…どやったんよ…
恥ずかしがらんとさせてたん?
そっちのが良かったんか?』

チャッカリ上手くなった
姫凪のヤキモチに

「他の女の事は
忘れマシタ…
姫凪との記憶さえあれば良い…
もー…なんなんだよ…
好きにさせ過ぎなんだよバーカ…」

ウッカリと顔を出してしまう
俺の甘い本音

こんな俺カッコ悪いと
周りも昔の俺ですら
軽く引くかもなァ
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