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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第27章 ♑🎄Merry Xmas 2017🎄(黒尾鉄朗)完結


『なにしてるん?』

「忘れない内に…な…」

カバンから
マスコットを外す俺の後ろ
姫凪の気配が遠くなる

なんだ?まだ怒ってんのか?

「姫凪?」

『ん、これ』

後を追おうと振り返ると
自分のカバンから
ネコのヌイグルミを外して
俺に差し出す姫凪

「クリスマス?」

『ちゃうわ!
プレゼントは本チャンに渡す!
それ、外させるから
その代わり!一応、やで!
返してや!それ気にいってんねんから!』

そう言ってカバンに
ネコを付けて

『揃いのマスコット…
明日買いに行こう?
…私もお揃いしたい…』

上目遣いで俺を見上げる姫凪

可愛くなんなって言ったのに
こいつは全く。

「もっと良いお揃い
プレゼントするつっの!
だから…ずっと俺だけの為に
開けてろよ…
一生予約だからな」

細い指にキスをして

「俺の指もお前の予約ちょうだい?」

姫凪の唇に薬指を伸ばす

少しだけ触れた唇が零す言葉はきっと

「『これだけじゃ足りない
身体にも予約…』」

だよな?重なるよな?

甘い声の後に笑いが混ざって
身体がユックリ重なり合った。
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