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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第27章 ♑🎄Merry Xmas 2017🎄(黒尾鉄朗)完結


寒さが見に沁みる12月
俺には大寒波の予感が漂っていた

数時間前
木兎に巻き込まれ
赤葦の家に集合が掛かり

まぁ、毎度おなじみだし
結局いつも最後はバラけるから
軽くオッケーして
部活終わり彼女の姫凪を
バイト先まで迎えに行ったんだ。

その時、事件は起きた。

『…ん?これなに?
こんなん趣味やったっけ…?』

「あ?なんですかァ?
…あ、それは…」

『なん?』

なんとなく気分で
いつもと変えたバレーバックに
付いてたマスコットを持ち上げて
姫凪が首を傾げる

「いやー…特に意味は…」

『そおなん?
鉄朗にしては可愛いやん?
プレゼントやったりして』

チラッと見上げて来る目に
ギクリと心臓が跳ねる

いや、疚しい気持ちがあるからじゃない
確かに元カノからのプレゼントだけど
未練とかは全くなくて
新しいバック買って
外すのスッカリ忘れてたんだ
まさか今出てくるなんてって事で
焦ってるんだ
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