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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第5章 ♑愛されたがりの愛し方(黒尾鉄朗)クロの日 完結


「捻くれてる分
木兎さんより質が悪い
あの人は馬鹿…ンン!単純ですけど
野生の勘だけは凄いし
何があっても真っ直ぐですからね?
油断してたら持ってかれますよ?
あの人の暖かさは
寂しい人を引き寄せるんですから」

馬鹿発言をかき消せてないのは
置いといて。

赤葦の言葉は
妙な説得力があり

「妬いてないわけないでしょう?
表に出すだけが全てじゃないでしょう?
非がある方が拗ねてどうするんですか?」

グサッと突き刺さる

「だってさ…あんな言い方…
俺だって傷付いてんですぅ…」

それでもまだ
拗ねモードが抜けない俺に

「だから。先に傷付いてんのは
姫凪さんでしょう?
”やっぱりチャラ男のままだった”って
思うのは当然だし
遊ばれてるとか思ったかもしれませんね
自暴自棄になって
大変な事に…」

赤葦が追撃してくる
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