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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)
第20章 近過ぎたキミ⑤(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
電話を切った姫凪の手から
携帯がガタンと落ちる
「姫凪…今の…」
後ろから抱き締めた身体を
向き直らせると
『マコちゃん…これで良いの?
これでこの先
私は徹を邪魔しないで
幸せになれるの?
…苦しまずに…苦しめずに済むの!?』
悲しみに満ちた表情
しくじったな。
顔見なきゃ良かったぜ…
こんな顔させたくて
背中を押したんじゃなかったのにな
涙を流す姫凪を抱き締めて
顔を胸板に押し付け
頭をゆっくり撫でる
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