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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第4章 ♡良薬甘し(岩泉一)※お見舞いシリーズ※ 完結


「ん?熱じゃねぇの?
デコは冷てぇぞ?
じゃあ…あー…まだ火照って…
治まんねぇわけだ?」

『う…それは…』

図星が分かりやす過ぎ

本当に可愛過ぎて

「これは集中治療が
必要じゃね?なぁ?患者さん?」

『はい…おねがいします…』

俺がオマエに熱上げそうだ

『でも…本当に大丈夫かな?
はじめが熱出たら…』

「へーき。」

不安そうな姫凪の唇を
甘く噛んで
ニコリと笑いかけると

『根拠なしでしょ、その言い方』

ジトッとした目で俺を睨む

「あるって」

『ホント?なに?』

「教えねぇ。俺がもし風邪引いたら
教えてやるよ
だから姫凪…今は俺に
治療されとけ…
…早く治れよ?お姫様」

"なにそれ"なんて膨れながらも
俺にしがみつく姫凪を抱き締めて
甘い甘い第二幕を開始した
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